空亡について

ブログ

東洋運命学の勉強を始める前から「毎年、年の始めの方はどうも調子が悪い……」と感じていました。
それでも、「自分はスロースターターだし、正月ボケが長引いているだけなのかも?」と深く考えずにいたのです。
ふとしたことから、運命学の勉強を始めて深めていく内に「これは空亡のせいだったんだ!」と理解することがあり、少しづつ対処もできるようになりました。

空亡(くうぼう)」というと耳慣れない言葉かもしれませんが、「天中殺」というと「ああ、あれか!」と納得される方も多いのでは?
天中殺とは「天が味方をしてくれない不運の時期」「災いがおきる凶運の時期」として知られていますが、ただただ恐れるもの、忌み嫌うものではありません。
天中殺をやたらと恐ろしいものとして扱う占術もあるようですが、空亡(天中殺)とは、その人の個性でもあり、強みでもあり、自分の運気のバイオリズムを知るために大事なもの。

空亡の周期は、12年間の内の2年間12ヶ月間の内の2ヶ月12日間の内の2日間1日の中の4時間、誰にでも平等に巡ってきます。
この期間は、体や心、運気が乱れがちになるため、迷いが生じやすくなったり、判断を間違いやすくなったりもします。
また、人間関係の「縁」と深く関わる出来事が起こるため、「合縁奇縁」といった不思議な出会いや、腐れ縁といった現象がよくみられます。

自分自身の努力によって、空亡期間に出会った「縁」をよくすることができるのですが、先ほども書いたように空亡期間は「判断を間違いやすい」といった傾向があります。
そのため、くっついてはいけない人やモノとくっついたり、離れてはいけない人やモノと離れてしまうことが多くみられます。
一般的に空亡(天中殺)の時に「結婚しない方がいい」とか「会社設立などは控えた方がいい」と言われているのは、あらゆる縁が押し寄せて来る中で「判断を間違いやすい」からなんです。
だからといって、空亡期間中は「なにも行動を起こさない」とか「ただただその期間が過ぎ去るのを待つ」というわけにもいきません。空亡期間だからこそ、やるべきことできることがあるんです。

自分の空亡を知ることによって、「不運」と言われがちな空亡時期を穏便に過ごすことができますし、チャンスの時期のために備えることだってできるんです。

そんな空亡ですが、自分の生年月日から「子丑、寅卯、辰巳、午未、申酉、戌亥」といった6つのタイプにわけられます。

今年2022年は「年」、来年2023年は「年」なので、注意が必要なのは「寅卯空亡」の人。また、今月10月は「月」、来月11月「月」なので、注意が必要なのは「戌亥空亡」の人。
恐れることはありませんが、慎重に行動して欲しい時期と言えます。

あなたも自分の空亡(天中殺)タイプを知って、不運、幸運の波を乗りこなしませんか?
ぜひ一度「運命学カウンセリング」を受けてくださいね。

タイトルとURLをコピーしました